〜その子の「今」を大切にするという選択〜
子育てをしていると、
つい周りの子と比べてしまうことはありませんか。
「同じ年齢なのに、もうこんなことができている」
「うちの子は、まだできない…」
比べないほうがいいと分かっていても、
不安になると、どうしても目に入ってしまうものです。
比べてしまうのは、ダメなことではありません
まずお伝えしたいのは、
比べてしまう自分を責めなくていいということです。
比べてしまうのは、
- ちゃんと育っているか心配
- 将来困らないか不安
- この関わりで合っているのか迷っている
そんな、わが子を思う気持ちがあるからこそ。
それだけ、毎日一生懸命向き合っている証拠です。
比べることで、見えにくくなってしまうもの
周りと比べると、
どうしても「できないところ」に目が向きやすくなります。
すると、子どもはこんな気持ちを抱えてしまうことがあります。
- どうせ自分はできない
- 頑張っても無理
- また怒られるかもしれない
本当は成長している途中なのに、
その小さな変化や頑張りが見えにくくなってしまうのです。
「認める子育て」とは、甘やかすことではありません
「認める」と聞くと、
なんでも許すこと、何もしないこと、
そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、私たちが考える「認める子育て」は、
そういう意味ではありません。
- できた・できないだけで判断しない
- その子なりの頑張りや過程を見る
- 今の姿を、そのまま受け止める
という関わり方です。
「できなかった」ではなく「ここまで来た」
たとえば、
- 活動に参加できなかった
→ 近くまで行けた - 最後までできなかった
→ 自分で「やめる」と伝えられた - 言葉が出なかった
→ 表情や行動で気持ちを伝えられた
どれも、立派な成長です。
比べる視点では見逃してしまうことも、
認める視点で見ると、
ちゃんと意味のある一歩に見えてきます。
認められた経験が、自立心を育てます
「そのままで大丈夫」
「あなたのペースでいいよ」
そう感じられる安心感があるからこそ、
子どもは少しずつ、
- やってみよう
- 選んでみよう
- 自分で決めてみよう
と思えるようになります。
認めることは、
**将来の自立につながる“土台づくり”**でもあります。
私たちが大切にしている関わり方
児童発達支援・放課後等デイサービスでは、
周りと比べて成長を測るのではなく、
- その子の昨日
- これまでの積み重ね
- その子自身のペース
を大切にしています。
それが、結果的に
一番の近道になることも多いと感じています。
最後に|今日から少しだけ視点を変えてみませんか
比べてしまう日があっても大丈夫です。
立ち止まってしまう日があっても大丈夫です。
そんなとき、
「この子は、今日どんな一日を過ごしたかな」
と、少しだけ目を向けてみてください。
比べる子育てから、認める子育てへ。
その小さな視点の変化が、
親子の毎日を、少しやさしくしてくれるはずです。
私たちは、
保護者の方と一緒に悩み、考えながら、
お子さんの成長を見守っていきたいと考えています。

